椎間板ヘルニアになり神経根ブロック注射を打ち続けた結果

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日常

前回の更新から随分と時が経っておりますが、椎間板ヘルニアについての経過についてお伝え致します。
前回がどんな感じだったのかは「10年ぶりに椎間板ヘルニアになり神経根ブロック注射をすすめられるまで」こちらからどうぞ。

目次

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神経根ブロック注射を打つ

リハビリではどうにもならず、タリージェをという当時の新薬を飲んでも痛みが軽減されることはなかったので神経根ブロック注射を打つことになりました。
神経根ブロック注射の治療法は、腰のあたりに局部麻酔を打ち、先生がレントゲン?で透過したのを見つつ痛みの原因となる場所に注射を打ちこむというものです。(この辺りは適当なので気になる方はちゃんと調べた方が良いかと思います。)

私の体験談としては「ビクっとなって痛いところで挙手してそこに注射を打たれる」という感想です。

神経根ブロック注射は痛いのか?

痛いのか痛くないのかと聞かれると、痛みの原因となる神経に針を直接触れさせるので痛いです。
ただ、もう二度とやりたくないか?叫びたくなるほどの痛みなのかと聞かれればそうでもありません。

では神経根ブロック注射で一番痛い時はとなると、神経が針に触れた時よりも液体を注入されている時ではないかと思います。
脳への伝達を遮断させ痛みを抑えるものだそうなので、注入されている間はビリビリきます。椎間板ヘルニアの重症者若しくは痛みをご存じの方がここを見ていると思いますので、歩いている時にビリビリきたり、寝返りを打った時に激痛で目が覚めるあの痛みを思えばそう痛いものではありません。

つまり、私の体験上ヘルニアの痛みで毎日泣きそうな思いをしている方ならそうでもない痛みです。

神経根ブロック注射の体験談

私の場合になりますが、まずリハビリでは改善されなかったので神経根ブロック注射をお医者様より提案されます。
同意すると、用紙をいただき看護師さんから説明を受けつつサインをします。

健康診断のようだと思った記憶がありますので、朝の飲食はできません。
当日は指定された時間に病院へ行き、血圧を測って提出していました。ちなみに前後数人全てご老体でした。
会話を聞いていると、痛いから嫌だと言っている人や「ちくっとね、してきます。」と軽いノリの人もいたので、痛みは人それぞれなのだろうなと待合室で思っていました。

名前を呼ばれ中に入ると服をかなり上まで持ち上げられうつ伏せで台の上に寝ます。
腹部に結構高めのクッションを突っ込まれ、背中というか腰を突き出すような感じになり数人の方と挨拶。

局部麻酔を打たれると先生が登場し、よく見えませんが機械を通して私の腰を透過し痛みの原因となる場所を確認されているようでした。
その後、「打ちますね。ビリっときたら教えてね。」と言われ割と太目な針を刺されます。ビリっとこないので「こないです」というと何度も打たれます。

意図せずびくっと体が動くので、そうなると先生がロックオン。新たな注射で液体を流し込まれていきます。この時がビリビリきます。
痛みとしては坐骨神経痛の軽度のビリビリ感と一緒です。痛い!と叫ぶほどのものではありませんでした。

注射を打ち終わると自分でもできますが、看護師さんたちが介護してくれて服を着させてくれます。
その後ゆっくり起きて、車椅子に乗せてもらい待合室へと戻り麻酔が抜けるまでは転倒の恐れがあるため1時間近く待ちます。

時が来ると看護師さんが来て、立って足踏みをしふらつきがなく足の感覚がしっかりとしていれば帰宅できます。
会計を済ませるとブロック注射後の経過についての予約を入れてもらい、終了。

安静に過ごし次の診察までに痛みがどうか変化していくのか自宅で考える日々を送っていました。

神経根ブロック注射で椎間板ヘルニアの痛みはなくなったのか?

結果的に言いますと、多少の効果はあったと思いますが完治まではいかずそして私は手術怖さに投げ出しました。
神経根ブロック注射は回数制限があり、3回やってダメなら手術行きと言われており私は3回やり痛みがあまり変わらなかったのと、世間がコロナで騒がれだし病院に行くのが怖くなったので予約を断りそのまま病院へは行かず現在に至っております。ちなみに現在は椎間板ヘルニアの痛みはございません。

なぜ今痛みがないのかについてですが、安静に過ごせば治ると言われていたのですが治らなかったので動き回りました。
5分の散歩もできませんでしたが、杖をつきながら少しずつ毎日歩いたんです。

まずは自宅周辺、次に近くのコンビニ、次にもう少し遠くのスーパー…と少しずつ遠くまで出かけるようにし、毎日散歩しました。
最初は杖をついていないと歩けなかったのですが、数ヶ月もすると近くのスーパーまでなら杖を痛くなればつくようにし、半年経つ頃には杖いらずになりました。

痛みが次第に治まってくると、腹筋とスクワットを毎日やり始めました。
勿論腰の負担にならない程度に、無理のない程度だけれども限界までやり続けました。椎間板ヘルニアは筋力があれば生活習慣が原因の場合改善できると以前聞いていたので、筋力をつける努力をしました。

2020年1月に先生曰く重症の椎間板ヘルニアになり、2021年3月現在……椎間板ヘルニアの痛みは全くありません。
散歩も途中で飽きて今は週に何度か程度なのですが、1時間近く全く痛みを感じることなく歩き続けています。

個人的な感想になりますが、安静にするよりも体を鍛えた方が良かったです。
ただ、個人の感想なので動いた結果悪化することもあると思いますので参考にしないほうが良いと思います。

椎間板ヘルニアで苦しんでいる人へ

死にたい、どうして私だけ、この痛みから解放されたい。
そう思っている方が多いのではないでしょうか?私も実際そう思っていましたし、お先真っ暗過ぎて毎日が苦しかったです。
母に至っては自殺願望まで出る日々でしたので、椎間板ヘルニアの痛みはメンタルをごりごりとやられていくものです。しかも大半の人には痛みを分かってもらえず冷たい目で見てくる人もいますし、甘え扱いされることもあります。その時思うでしょう「この人も椎間板ヘルニアになって同じ苦しみを味わえばいいのに。」と。

近くに椎間板ヘルニアで苦しんでいる人がいる人がこのブログを見ているのならば、マイナス思考にしかならないくらい24時間激痛と戦っていると思ってあげてください。
寝返り一つするだけで激痛で目覚めます。座っていても歩いていても、立っているだけでも激痛です。(個人差があります)痛すぎて寝れません。寝ているだけでも痛いんです。

今椎間板ヘルニアで寝たきりになって苦しんでいる人は、必ず痛みはいつか収まるので今を投げ捨てないでください。
希望はちゃんとありますし、神経根ブロック注射により痛みがなくなったという人も多くいらっしゃいますので、暗い気持ちになりますが希望の光があることを忘れないでください。

コメントなどに痛い気持ちをぶつけるのも良いです。気持ちは溜め込まず発散した方が良いと思います。
椎間板ヘルニアで苦しんでいる人が少しでも痛みが軽減されますように。

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