[pc][ad1][/pc]
[mobile][ad4][/mobile]
目次
疥癬症(かいせんしょう)
原因
セキセイインコに良く見られる外部寄生虫疾患です。
疥癬症は、ヒゼンダニというダニによって起こる皮膚病です。ヒゼンダニは皮膚にトンネルを作り寄生し、産卵や幼虫が育つのもこの穴の中で行われ、激しい痒みは皮膚炎をお乞います。このダニは鳥の身体を離れると生息が難し登言われており、感染経路は鳥同士の直接接触により広がります。
犬や猫の疥癬とは異なり、人間への感染はないと言われています。
症状
鳥の疥癬は、クチバシやまぶた、目の周りなどの顔の他、脚や羽のない部分に穿孔した小さな穴が見られます。感染初期はフケのようなカサカサとした白っぽいものが付着しているように見えますが、進行すると感染部位が厚くなり、強いかゆみを感じたり、クチバシの変形、爪の変形などが現れます。痒みにより患部をしきりにケージや物に擦り付け、これにより出血や皮膚炎を怒る可能性もあります。重症化することで最悪落鳥する可能性もあり、また変形したクチバシは元に戻らない場合もあります。
犬や猫とは異なり痒みをあまり感じない場合もあるようです。もし他にも一緒に暮らしている鳥がいる場合は感染する確率が高くなるため十分に気を付ける必要があります。
[pc][ad1][/pc]
治療と予防
クチバシが重度に変形している場合は、しばらく間定期的に整形する必要があります。
薬や注射薬などの殺ダニ剤を投与することで成虫は死にますが、卵には効果がないため孵化後再度投薬することが必要となるため、定期的に治療に行く必要があります。
途中で治療を辞めるとすぐにまた発症してしまい、完治しても皮膚の角質化した部分や変形したクチバシや爪は元に戻るまで時間がかかると言われており、後遺症が残る可能性もあります。
予防としては清潔を保つこと、ケージや止まり木などは熱湯消毒を行うこと、感染した鳥とは接触させないことなどがあげられます。
早めに行くことが大切ですので、異常を感じたらすぐに病院へ連れていってあげてください。
ランキング参加中!
にほんブログ村
コメント