手乗りインコはインコを飼っている人ならばほとんどの人が目指したいですよね。
自分の手や指に乗ってくるインコ、とてもかわいいです。
しかし中にはなかなか手乗りになってくれないインコもいます。手乗りにさせるにはどうしたら良いのか、ポイントをご紹介いたします。
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目次
手は怖いものではないと覚えてもらう
まず重要なのは、インコにとって人間の手は怖いものではない・嫌な事をされないと思ってもらわなくてはなりません。
十分な信頼も必要です。そのためには、最初はケージ越しにおやつや野菜を与えて少しずつ手に慣れてもらいましょう。
最初からケージの中に手を入れたり、無理矢理乗せようとしたり、手で鷲掴みをしてしまうとインコはますます手に恐怖感を覚え乗ってくれなくなりますので注意してください。
手に慣れていないインコに慣れてもらうには時間が掛かります。根気強く、インコのペースに合わせてゆっくりと信頼を得るようにしましょう。
雛の時にお迎えする
雛や若鳥の段階では人間への恐怖や警戒も薄いため非常に人間に慣れやすいです。
雛をお迎えして手乗りにさせたい場合は、雛が嫌がる様な行動をせず差し餌をすれば手乗りにインコになります。
差し餌をするときは優しく包みこむ・てのひらに乗せて差し餌をすることで手に対する恐怖はなくなります。
雛がある程度成長し、ひとり餌に切り替わる時も餌や野菜を手から与えましょう。
ケージ越しから餌やおやつを与える
上記でも紹介していますが、若鳥や成鳥でお迎えし手乗りではなかった場合はまずケージ越しにごはんを与えてみましょう。
お迎えしたばかりではなかなか近寄ってすら来てくれないこともありますが、声をかけて毎日繰り返すことでインコも少しずつあなたによってきてくれるはずです。
食べてくれないからケージに手を突っ込んで無理矢理食べさせようとすることは絶対にやめましょう。
人間になれていない場合はケージという自分のテリトリーに入ってこられることで攻撃的になり噛みつかれたり、余計に人間を警戒してしまいます。
ケージ越しから食べるようになれば、次は放鳥中に餌やおやつを与える
ケージ越しに食べてくれるようになれば、ある程度人間の手=何かくれる(嬉しいことが起きる)と認識しています。
そうなれば、今度は放鳥中にごはんやおやつを与えてみてください。
ケージの中とは違いうんと警戒心も上がるので、これもまた根気が必要になるかもしれません。
または、すぐに手に乗ってきて食べてくれるかもしれません。
個体によって性格も変わってきますので、飼っているインコのペースに合わせていきましょう。
手に乗せるときはインコのお腹のあたりから
近づいても逃げなくなってきたら、人差し指と中指をインコの腹部に出してみましょう。
少し下から上へと上げると片足を乗せてくるので、そのまま指を上げるともう片方の足も乗せてきます。
手を差し出したら逃げる・乗ってくれないといった場合はまだインコの準備が整っていないので、無理に押し付けたりせずインコの方から足を乗せてくれるのを待ちましょう。
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手乗りにさせるにはインコの気持ちを分かってあげることが大切
何故手乗りにならないのか疑問に思う人もいると思います。
一羽飼いの場合は人間に懐きやすくなりますし、それが雛からの場合はなおさらです。
もし二羽やそれ以上飼っている場合は、鳥の世界にいるので人間とのコミュニケーションを必要としていなかったりと鳥を仲間認識し懐きにくい傾向にあります。
個体によっても性格は様々なので、ポイントとしては
・手は怖いものではないと認識してもらう
・手に乗る=嬉しいことが起こると覚えてもらう
・個体に合わせて焦らずゆっくりと信頼関係を築くこと
・インコの嫌がることを決していないこと
となります。
実際我が家の愛鳥ソラは、ハッピーにべったりでお迎えしてから5年以上経ちますが、最初は人間に近寄ることすらしなかったのに少しずつ歩み寄ってくれ、現在では指に乗ってくれるようになりました。
成鳥を手乗りにさせることは少し難しいと言われていますが、毎日毎日少しずつ信頼関係を築いていくことでインコも少しずつ歩み寄ってきてくれます。
愛鳥が手乗りになってくれるよう、頑張ってみてくてださい!
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