インコは犬などとは違い、性別の判別が難しいと言われています。
ペットショップなどでも雛の段階での性別の特定ができるのは検査を受けるのが確実で、見た目でははっきりとは言えないと言われるほどです。
それよりも、セキセイインコの鼻と文鳥の鼻って違いますよね?
なぜ違うのか、そして性別の見分け方をご紹介します。
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目次
インコの鼻の種類は二つある!
インコの鼻には二つの種類があります。
一つ目は、鼻孔が露出しているタイプ。
もう一つは、鼻孔が隠れているタイプです。
鼻孔が見えているインコ
鼻孔が見えているタイプのインコはセキセイインコ、オカメインコ、ウロコインコ、シロハラインコなどです。
丸い鼻孔にろう膜という柔らかい皮で包まれています。
我が家のハッピーとソラの鼻を触ったとき、固いものだとばかり思っていたのでふにっとした感触にとても驚きました。
一瞬病気か何かかと焦りにしました(笑)
鼻孔が隠れているインコ
鼻孔が隠れているタイプには、コザクラインコ、文鳥、小型のボタンインコ、コンゴウインコ、オオハナインコなどがいます。
このタイプは鼻孔の周りに羽毛が生えて外から見えなくなっています。
風邪を引いた時や体調が悪い時に鼻水が垂れて鼻孔が見えるということがありますので、もし鼻孔が見えて体調が悪そうでしたらすぐに病院に連れていってください。
この二種類の違いは、飼育書によると乾燥地帯に鼻孔が見えているインコが多く、湿地帯には鼻孔が見えないタイプの鳥が多いそうです。
性別の見分け方
鳥の性別の見分け方はどうすればよいのでしょうか。
確実という方法ではありませんが、一般的に知られている性別の見分け方をご紹介します。
種類によっても違います。
セキセイインコの性別の見分け方
セキセイインコは比較的見分けやすいと言われています。
見分けるポイントは「ろう膜」
基本的には、このように鼻が青色になっているのがオスです。
これは我が家のソラなのですが、健康診断のさいにオスと診断されています。
毎日つれないハッピーのためにご飯をあげようとしている姿がかわいらしいものです。
こちらがメス。
メスはろう膜が白っぽかったり、ピンクだったりすることが多く鼻孔の周りが白くなっているのもメスが多いようです。
ちなみにこの写真はハッピーが1歳くらいのころです。
…発情期を迎えると茶色っぽくなるそうですが、発情期を迎えていなくても歳ともに色も変わるようです。
現在ハッピーは6歳です。
ルチノーやハルクインは判別が難しく、ろう膜が全体的にピンク色であればオス、周りは白っぽくなっていればメスということが多いようです。
オカメインコの性別の見分け方
オカメインコもまた雛の段階から性別を見分けることは難しいです。
そんなオカメインコの性別の見分けかたでのポイントは「尾羽裏の模様」と「チークパッチ」です。
品種によって異なりますが、ノーマルグレーやシナモンの場合は全体的に色が鮮やかで大人になると尾羽裏の模様が薄くなります。
メスの場合は大人になっても尾羽裏の模様がくっきりとしていることが多いようです。
もう一つのチークパッチはオカメインコのチャームポイントでも頬の赤い部分です。
このチークパッチが濃い方がオス、薄い場合やオレンジ色の場合はメスが多いそうです。
こちらは以前飼っていたオスのオカメインコです。
このように、チークパッチは濃い色になっています。
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行動で分かる、インコの性別の見分け方
基本的にセキセイインコやオカメインコなどは、よくおしゃべりをしたり囀るほうがオスです。
求愛行動で大切なもので、動画などにもよく出ているおしゃべりしているインコの大半がオスです。
どちらにしてもメスの方が静かで、少しクールな一面があるようです。
オカメインコの場合はオスメスの性格の差はあまりないようですが、セキセイの場合はメスの方が少し懐きにくいというのがあるようです。
また、オスの場合は発情期を迎えるとメスに乗ろうとしたり、吐き戻しをします。
求愛行動の一つで、ケージの中でおしりをふりふりしてどこかに擦り付けようとしたり、放鳥中も人間の手の上におしりをこすりつけたりすることがあります。
メスの場合は、交尾をしていないのに卵を産むことがあります。
無精卵といってあたたても雛は生まれてきません。
たまごを産むことは体に大きな負担となりますので、あまりにも過剰に無精卵を産む場合は対策が必要です。
我が家のハッピーのように卵詰まりを起こすこともあり、それによって死を招くこともありますので発情期のインコは十分に体調に気を付けてあげなくてはなりません。
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