セキセイインコの色は何故違うの?野生と飼鳥との違いについて。

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動物

日本でも野生のセキセイインコを見かけることはできますが、セキセイインコは主にオーストラリアの平原が故郷と言われています。
日本ではペットとして飼われてインコが逃げたり捨てられたりなどで生き延びたインコたちが繁殖して野生化として見かけれています。それにより、日本ではブルーやアルビノ、その他カラフルなセキセイインコが見かけられますが一方故郷のオーストラリアではノーマルと言われるライトグリーン色がほとんどです。

色の違いと、色が変わる仕組みにして気になったので調べてみました。

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野生のインコはみんな同じ色?色ってどうやって変わるの?

頭が黄色で体が緑、翼の模様ははっきりとした黒色であるライトグリーンがオーストラリアで暮らす野生のセキセイインコのメインカラーです。
木がまばらに生え、水場や木の実が豊富な場所を住処とし群れで暮らしているセキセイインコ。

そもそもインコの色が変わるには、3つの層の分量によって変化します。
セキセイインコの羽、羽軸から出ている羽枝は3層に分かれており、芯が黒い色素、次に細かい空気のつぶ、一番外側に黄色の色素があります。
外側の黄色い層にはカロチンがあり、芯である黒い色素にはメラニンがあります。
このカロチンとメラニンの量によって人間の目に映るセキセイインコの色が変わって見える様になります。

アルビノはこのカロチンとメラニンの量がどちらも少ない場合になり、ブルーはカロチンがない場合になります。

野生のライトグリーン隊の中にも、こうした量の違いによりブルーやアルビノといった品種が生まれることがあります。
しかし色が違うことで群れの中にいてもかなり目立ち、天敵からも襲われやすくなるため野生化では生き延びることがかなり難しいそうです。

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色の種類が豊富なセキセイインコ

以前ペットショップで店員さんから聞いたことがあるのですが、飼いやすさでは初心者におすすめなセキセイインコですが、色の勉強として入るにはお世辞にも初心者用とは言えないのがセキセイインコだそうです。
知識の無い私のようなタイプには、説明用が無いくらいにカラーバリエーションが豊富で、この色が欲しい!となった場合にもうまく調整をするのに猛勉強は必要だと言っていました。

「頑丈で飼いやすいけど、色の勉強は東大レベルになりますね…。」

と店員さんが遠い目をしていたので、本当に難しいんだと思います。

実際に、セキセイインコが飼鳥として知名度を上げてから突然変異などで生まれたインコたちをあわせていくことにより色鮮やかな個体が生まれるようになりました。
今では5000以上の品種とカラーバリエーションがあると言われており、更に人々の注目を集めています。

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