オカメインコと共に過ごしていく中で、いつか訪れる可能性として高いものがお出かけと宿泊です。
例えば、飼い主が急に体調を崩したり怪我をして入院をしなくてはならない場合や、帰省などで宿泊をする場合など家を空けたりすることが出てくることと思います。
他にも、たまにはオカメインコとどこかに行きたいな~と思うのも大切な愛鳥を想っているからこその気持ちだと思います。
では、お出かけや宿泊をする際に必要なことや気を付けるべきことにはどんなことがあるのでしょうか?
目次
1.お出かけ用のケージはどんなものが良いのか
移動する際に家にある大きなケージを持っていくというな中々大変なものがあります。
そんな時は、キャリーケースや小型のケースに入れると良いでしょう。
私が現在使っているものですと、
こういったものを使っております。
こんな移動に関しても、止まり木は基本つけておいた方が良いです。
お水に関しては飛行機などに乗らない場合は入れておいてあげましょう。
飛行機に乗る場合、数時間程度ならば水分を取らなくても耐えられると思うので水分が多めが野菜などを入れておき到着後お水を入れてあげるようにしましょう。
2.ケージの中には何を入れておけばいいのか
止まり木、餌、野菜、おやつを入れておくのが一番安全です。
水については先ほど書いた飛行機の場合についてと、通常も入れておくと移動の際に零れてインコとの体温を奪ってしまうことがありますのでかなりの長時間にならない限りは野菜で水分補給をしてもらうにしておく方が良いです。
おやつは床に、餌と野菜は一つずつ容器にいれておきましょう。
3.移動の注意
電車・車、徒歩…どんな移動に対しても、夏場の場合は密封にせず酸素がちゃんと入ってくるようにすること。
冬の場合は寒くならないようしっかりとカイロなどを入れて保温しなくてはなりませんが、カイロを入れた状態で密封にすると、暑さなどで死に至るというケースもあるようですので、寒いとはいえ多少の空気が入るようにはしておく必要があると思います。
移動中は出来るだけ真っ暗にするなど、ケージをバックなどに入れたりタオルなどを掛けてあげると良いでしょう。
また、移動中は急に体調が崩れたりする可能性があるかもしれません。
1時間に1回くらいはインコの状態を見たり、声を掛けてあげるとインコも移動のストレスや不安から解消されるはず。
4.車の場合
車の中ですと安全だと思ってケージから出す人もいると思います。
私もオカメインコはかなり懐いていたので、大丈夫だろうと思いケージから出してシートや私の上で遊ばせたことが数回ありました。
ただ、かなりの注意が必要となります。
駐車する際に窓を開けたり、コンビニなどでちょっとした買い物をしようとドアを開けた隙に逃げ出してしまったというケースは少なくはありません。
また、大丈夫だろうと思って出してしまったら、トンネルに入り急に真っ暗になった・急停止した・クラクションを鳴らした(鳴らされた)などのによりオカメパニックになる個体もいます。
私の過去の愛鳥は、トンネルに入ると冠羽がビーン!と張り、シートで元気に歌っていたのに私の胸元にべったりとくっついてきていました。
幸いパニックになったりしたことはなかったのですが、驚いたり不安になっていることは確かです。
オカメパニックになり車内を飛び回り、運転手にも思わぬ事故を招いたりすることがあると思います。
例えば、アクセルやブレーキなどの下にもぐりこんでしまったり、飼い主の前髪にしがみ付いてしまい前が見えなくなってしまったり、窓にぶつかり怪我をしてしまったりなど危険はたくさんあります。
5.電車の場合
電車でお出かけする場合、普通手回り品きっぷを買う必要があります。
長さ70cm以内で、縦横高さの合計が90cm程度のケースに入れ、ケースと動物の合計重さが10キロ以内の犬猫、鳥などの猛獣やへび類を除く生き物は手回り品きっぷを購入の元乗車が必要です。
電車は激しく揺れたり、地下鉄の場合だと音で驚いたりすることもあります。
ケージを真っ暗にしてあげましょう。
数十分程度でしたら大丈夫だと思いますが、1時間以上の場合は定期的に顔をのぞかせ体調チェックをしてみるのも良いですが、満員電車などの場合は無理に覗こうとはしないようにしましょう。
そして、乗車の際には”鳥が苦手な人もいる”ということを頭に置いておくようにしましょう。
いくら自分が好きでも、アレルギーだったり苦手な人もいます。
鳥がいると知られて何かを言われた場合、降りるか違う号車に移動するということも考えられます。
と言いますのが、以前電車の中に子犬を連れた家族がおり、私はその子犬を微笑ましく見ていたのですが、ケージの中に子犬がいると知った一人の乗客が「あっちに連れていけ。俺はアレルギーなんだ。」と言ってきました。
子犬を連れていた家族は他の号車へと移動したのですが、移動する際に「何をたかが犬じゃない。こんなに可愛いのに。」と聞こえる様に文句を言っていたんです。
どっちもどっちな言い方をしていますけどと思うところですが、その家族にとって子犬は家族であり大好きな存在ではありますが、犬アレルギーの人にとっては犬が近くにいるというだけでくしゃみ鼻水などのラッシュが止まらくなります。
私も猫アレルギーですので、アレルギーがどんなものか分かるからこそ、アレルギーの人の気持ちも、子犬の家族の気持ちもわかります。
譲り合う気持ちがあれば、アレルギーの方がすっとどこかへ移動するという手もあったのかもしれません。
しかし、だからといって犬を連れている人が移動しなくていいというわけでもありません。
どちらが悪いと言いたいわけではありませんが、鳥も犬も猫も同じです。
もしも乗車させて、アレルギーなり嫌いな人がいてその人からよそへ移って欲しいと言われた時には、”うちの家族になんてことを”という気持ちではなく、譲るという気持ちを持っていただきたく思います。
同様に、もし自分が嫌いな動物が乗っていた場合、そしてアレルギー持ちの動物が乗っていた場合は”私は嫌い(アレルギー持ち)だからあっちに行ってしまえ”という気持ちではなく、自分が向こうへいこうかなという気持ちを持っていただければと思います。
言い方一つで気分を悪くしたり悲しませてしまうこともありますので、公共の場では十分に注意をしましょう。
6.飛行機の場合
飛行機の場合は有料で、手荷物預かりのところでケージ事預けるようになります。
その際、入れていた水は捨てなくてはいけませんので、水を入れていってる場合は事前に捨てておくこと。そして水分補給のために野菜を入れておくようにしましょう。
また、動物はまとめて同じ部屋に入れられるそうなので、犬猫がいます。
犬は吠えますし、猫が目の前にいると鳥は安心どころか心臓バクバク状態になってしまいます。
預ける際にもタオルなどを掛けて、真っ暗にして預けるようにしましょう。
7.連泊する場合
帰省などで鳥を連れて連泊する場合、3泊以上になってくるとキャリー生活がストレスになってしまいます。
家とは違う環境というだけでも警戒したり不安になったりもしますので、飼い主がしっかりと声を掛けてあげることが大切です。
連泊した先でも通常通りの放鳥は行うようにしましょう。
人が集まる場合は、インコにとっても普段触れ合わない人と触れ合う絶好のチャンスとなります。
体調管理をしっかりと行い、餌やおやつも多めに持ってきておくか購入しましょう。
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大切な愛鳥との時間を楽しく使ってくださいね!
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